発達障害や知的障害、乳児期や幼児期のお子さんと関わる中で、なかなか意思疎通ができずに苦労したことはないでしょうか?
現在育児休業中なので、私は毎日2人の息子たちと関わっていますが、改めて子供たちと上手に関わることができ、尚且つ子供たちの自己肯定感や自主性を引き出すことができる関わりについて、
『なるほど!こういうことか!』と実感することができたので、整理していきたいと思います。
1.大人は当たり前のことを褒めない!
さて、我が家ではこんな場面がありました。
2人の息子が、チャイルド椅子に座ってご飯を食べています。
そこで、長男が立ち上がり、椅子から降りて遊ぼうとしたわけです。
当然のように私は「座って。ご飯食べるよ!」
というわけです。
一見、おかしなところがないように見えますが、息子の立場になってみましょう。
~息子の心~ *あくまで想像ですが・・・
『車で、遊ぶの楽しいな~。次は、赤い車で遊ぼう・・・』
父 「ごはん食べるぞ~!」
『お腹がすいた気もするし、食べよう。』
『ごはん美味しいな!』
『ん?赤い車?そういえば、さっき・・・』
父 「座って。ご飯食べるよ!」
「やーだー。やーだー。」
父 「ダメ。座って食べるの!」
「ぎゃああああああああ~」
どうでしょうか? ありふれた家庭の一幕ですが、これが毎日だと疲れますよね。
そこで、こんな考え方に転換してみたら、幸せなのではないか?と考えてみました。
2.今の場面で息子が頑張ったところは、どこなのか?
よくよく考えてみると、私が注意をする前に、息子は頑張ってくれていましたよね。
「ご飯だよ~」に対して、
すぐに応じて、チャイルド椅子に座ってくれました。
時間は短かったかも知れませんが、集中して食事をしてくれました。
そして、私はそのことを褒めていたのか?と考えたところ・・・・
当たり前だと思い、褒めること、認めることをしていませんでした。
この、大人にとって、当たり前の感覚を、いかに子供のレベルまで近づけられるか。
更に素敵な言葉でいうと、寄り添うことができるか?
ここが重要であると感じました。
まだまだ、小さい我が子、一緒に成長していこうと思ったひと場面でした!!!
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